いつもご覧いている皆様、どうも有難うございます。

TYSENNT.Aでございます。

 

最後にブログを投稿してから、あっという間に2ヶ月も経過してしまいました。

 

当初の予定だと、月に2度ほど更新していこうかと考えておりましたが、全く実行できていませんね。

 

元々このブログは、あまり畏まり過ぎず、その時の気分で「ゆる〜く」書いていこうと思いましたが、なんだか私の性格上、書くとなるとテーマを定め、時間を割き、文章構成を考え、しっかりとやっていきたいようで、書こう書こうと思っていても、結局いつもブログは後回しになってしまっていました。

 

でもそれだと、中々前に進まないので、やはり当初の予定通り、「ゆる〜く」をコンセプトに、その時の気分で、行き当たりばったりなブログにしていこうかな、なんて思っている次第でございます。

 

 

さて、前置きが長くなりましたが、早速本日はどんな「ゆる〜いブログ」を書きましょう。


今現在、全くノープランでPCに向かってカタカタやっております。

 

 

そう言えば今朝、リノベーションの「Before / After」の写真を投稿しました。コメントを下さっている皆様、どうも有難うございます。

 

この写真を見ていて、ふと3年前の「マンション購入」のことを思い出しながら今日一日を過ごしていましたので、今回は折角なので我々夫婦が「どのようにマンション購入に至ったか」をここに残しておこうかと思います。

 

まず初めに、我々が住むマンションの概要を先にお伝えしてしまいます。

 

 

 

<物件概要>

・築17年(2021年現在)

5階建てマンションの4

77.65平米 2LDK

・最寄駅より徒歩9

 

 

 

良くインスタグラムで、「ここは本当に日本ですか?」という、海外インテリアを本気で目指す我々にとって最高の褒め言葉を頂戴しますが、上記の通り、本当にごく普通の日本のマンションです。

 

マンション購入前の我々は、前回のブログ「Vo.7 インテリアとの出会い」に記述した通り、東京と横浜のちょうど中間地点にある街の、築30年・53平米の賃貸アパートに暮らしておりましたが、契約更新が近づくにつれて、マンション購入を検討し始めました。

 

「賃貸 or 購入」は人生の永遠のテーマかと思います。我々も当時、両方の長所・短所について調べ尽くしましたが、結局正解はありません。その人の価値観・ライフスタイルによって異なりますね。ただ我々の場合やはりインテリアをとことん楽しみたかったこともあり、自由度の高い「購入」を決断しました。

 

一軒家は当初から検討外でした。理由は「一軒家に夫婦二人で住むこと」が頭の中でクリアにイメージできなかったのと、「パリのアパルトマン」というような言葉に代表されるように、あくまで「アパートメント暮らし」が理想として頭にあったためです。

 

次に「新築 or 中古」という選択にぶつかりますが、我々は迷わず「中古」で検討しました。理由は当然「リノベーション」です。リノベーションに最適な物件選びに注力しました。物件選びはリノベーション会社等は通さず、リノベーションに適した物件について自分で雑誌や本を買い調べ、SUUMOHOME’Sだけを頼りに全て我々単独で行いました。

 

ちなみに、我々のマンション購入の条件は以下の通りです。

 

 

 

<購入条件>

1.     屋根付駐車場

2.     壁の多い間取り

3.     交通の利便性

 

 

 

今後の人生・社会全体がどうなるか分からないので、「資産性」等の難しいことはあまり考えず、もっとシンプルに、自分のライフスタイルにおいて絶対に譲れない部分をクリアにした上で物件選びを行いました。

 

優先順位として一番高かったことは「駐車場」です。私はインテリアと同じくらいに「クルマ」が趣味です。愛車は2009年式 アルファロメオ・ブレラです。イタリア名門カロッツェリア「イタルデザイン」創業者であるジョルジェット・ジウジアーロによる逸品であり、2002年ジュネーヴ・モーターショーで発表されたプロトタイプを始めて見た時、こんな美しいラインを描くクルマがあるのか、と驚いたことは今でも忘れません。

 

そんなイタリア車の塗料は日に焼けやすく、特に赤はピンクに変色しやすいデリケートなカラーです。つまりクルマを外に置いておくなんてことは言語道断。「屋根付駐車場」が絶対条件なのです。ただし、中古マンションの場合、たとえ屋根付であっても、「満車・順番待ち」のケースが多く、この条件を満たす物件選びはかなり苦労しました。

 

次にこだわった部分は、「壁の多い間取り」です。言い換えるならば、「角部屋」は避けました。本来角部屋は眺望が良く人気な部屋となりますが、その分窓が増えてデコレーションアートの配置場所が限定的になります。「アートと共に暮らす」をリノベーションのテーマと設定した我々にとって、「広く美しい壁」は絶対条件でした。

 

 

休日を使っては、上記条件を満たす物件を見つけに、何度かマンションの内見に足を運びましたが、「悪くはないが、良くもない」という物件ばかりでした。

 


そんなこんなしている内に、勤め先の会社の「進級試験期間」がスタートしてしまいます。

 

話が少し脱線しますが、大企業の進級試験は骨身を削る思いをして臨みます。日々の実務評価に加え、論文・筆記試験・人事面談と試験項目が目白押しの中、エナジードリンクを片手に、試験当日に向け日々勉強に専念します。


つまり、物件探しに出かける時間が作れなくなってしまったのです。

 

休日も当然朝から晩まで勉強尽くしだったのですが、そんな過酷な日々の中、勉強の合間の唯一の休息が、「ソファでゴロゴロしながらSUUMOで物件探し」でした。

 

 

そんなある日、出会いは突然起こります。

 

 

いつも通り何気なく画面をスクロールしていると、ある物件が目に止まります。

 

「これは良いかも!」という直感が働き、「勉強は明日でもできる!でも物件は売れてしまう!」という想いのもと、すぐさま不動産会社に電話し、妻を付き合わせ、その日の夕方に物件を見に行くことになりました。

 

 

蒸し蒸しする暑い夏だったと思います。スーツを着た営業マンとマンションの入り口で待ち合わせ、いざ内見へ。

 

まずは駐車場をチェック。自動シャッターがあり、完全密閉型駐車場です。ここだったら愛車もすやすやと眠れるでしょう。しかも空きが5台もありました。テンションがどんどん上がっていきます。

 

ワクワクしながらエレベーターに乗り、いざ4階の部屋へ。

 

玄関を開けた瞬間から、この部屋で妻と暮らすイメージが自然と湧いてきました。

 

間取りもとても良く、大切な壁も十分です。「ここをあーして、あそこをこーして」とリノベーションのイメージもどんどん湧いてきます。

 

「ここ良くない?ここにしようよ、決まり!」私は妻にそうに言いました。

 

冷静な妻は営業マンに「ちょっと数日考えさせてください」と言い、資料を一旦家に持ち帰り冷静に家族会議しましたが、こうゆう時はスピードが命だと思ったので、次の日にもう一度二人で内見し、その場で購入する決断をしました。

 

もう一度言いますが、この時期私は会社の試験期間中でした。会社の先輩に試験期間中に家を買ってリノベーションをすると伝えた時、「正気か?」と言われましたが、意外と何とか両立できた気がします。

 

そんなこんなで、我々はこの物件を購入し、リノベーションを進めていくことになったのです。

 

リノベーションについて書いてしまうと、更に長文になってしまうので、その辺りはまたの機会に。

 

それでは皆様、良い週末をお過ごしください。

 

Written by T.A